野球部員という名の生物
あなたは高校球児という名の生物をご存知ですか?
とある部活に入るだけで誰でもなれるというこの生物。
ぴかぴかの新入生も2年後には立派なコウコウキュウジのできあがり。
この生物は新たな人類と言ってもいいと思います。
しかし、その中身は知られていないことがほとんどです。
かくいう自分も元高校球児。
今日はそんな高校球児に関する漫画を買いました。
私もかなり久しぶりに漫画を買いました。
きょうはここでご紹介。
皆さんが高校球児といってイメージするのはやはり甲子園だと思います。
ただしその年の夏にテレビで輝いてるのは
4000校以上ある学校のうち49校。
残りは地方大会ですべて消えてしまいます。
そんな甲子園では見られない普段の高校球児の物語です。
内容としてはとある野球部員の日常を描いているだけ。
まだちょっとしか読んでませんが、感動や熱い物語ではなさそう・・・。
それでもかなりおもしろいです。これを読んでもらえると
高校球児という生物がどんないきものかだいたい分かってもらえると思います。
ほとんど当てはまります。普段はこんなことしかしてません。
たぶんここに書かれてることは強豪校も弱小校も同じではないでしょうか。
またこちらも併せて読んでもらえるとより理解が深まります。
- 作者: 菊地選手(『野球小僧』編集部),クロマツテツロウ
- 出版社/メーカー: 白夜書房
- 発売日: 2011/09/10
- メディア: 新書
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こちらは大学の時に見つけて。すでに読破済み。
こちらの内容もだいたい当てはまります。
この本の中で自分が一番好きなエピソードは
「決死の送りバントが宙に浮いた瞬間、この世の終わりが見える」
ほんとこれ笑。この後に帰るベンチの空気は二度と体験したくないです。
今こうしてこんな本で笑えるのはやっぱり当時は
一生懸命やってたからなのだと思います。いい思い出です。
だらだらやってたらここまで笑えてないと思います。
当時の精神状態は今考えるとかなりひどかったですし、
あの3年間が今までで一番しんどかったです。
たぶんこれからの人生も含めて一番つらかった時期になると思います。
もう二度と体験したくはありませんね笑
こんな経験をしてるから今もそんなに苦しく感じないのかもしれません。
とにかく、現役の高校球児も元高校球児もその親も
これから高校球児になろうとしてる人も
全く高校野球に関わったことが無い人も読んでみてはいかがでしょうか。
きっとテレビでは見られない高校野球を知ることができると思いますよ。