ガソリン生活

久しぶりの読書ネタ。

間にもいろいろ読んだけど、巡り巡って伊坂作品にカムバック。

 

 

ガソリン生活

ガソリン生活

 

 特に意味はなく、図書館で手にとっただけ。

伊坂作品の割にはほのぼの作品。

でも3人ほど死んでるんだけど。

 

主人公は望月家の緑のデミオ(通称 緑デミ)

登場人物は緑デミ含め車が多く出てくる。

しかもその車同士がコミュニケーションをとっているという

なんともほのぼのした作品(車同士の会話はもちろん人間には聞こえず)

 

人間側の主人公は緑デミの持ち主の良夫と弟の亨。

この2人がいきなりとある女性を車に乗せたところから物語が展開。

あんまり内容はここでは書かないけど、ダイアナ妃の事故が

モチーフと言えばなんとなく伝わるかな。

 

伊坂作品は実際の出来事をモチーフにしたもの多いな

(ゴールデンスランバーケネディ暗殺事件だったし)

 

伊坂作品の持ち味のフラグ立てまくりからの回収は

この作品では少なめ。(それでもまいた種は全部回収するけど)

 

これまでの何人も死にまくった伊坂作品に比べれば

入りやすい作品だったと思います。